最近は、ChatGPTを活用して、調査したり資料を作成するようになってきました。ChatGPTの情報が100%正しいわけではないのですが、補助的に使うと生産性が上がります。

ChatGPTにコードを書いてもらって、それをPlantUMLに入力して、マインドマップにまとめてもらうという流れをとりました。

PlantUMLというのは、オープンソースのUML描画ツールで、コード(テキスト情報)で描画できます。

情報整理をChatGPT、PlantUMLでマインドマップを作成

  1. 整理したい内容をChatGPTに投げる

  2. ChatGPTが書いた内容を確認、修正

  3. PlantUMLにコピペして、マインドマップ描画

①ChatGPTにコマンド

経営にITを活用するための施策の要素について、ツリー構造にまとめてマインドマップ風にPlantUMLで出力してください。

今回は「経営にITを活用するための施策」というザックリしたテーマで情報を整理してもらうことにしました。

②ChatGPTが書いてくれた内容

すると以下にような、内容を書いてくれました。1項目3点にまとめてくれた模様。

経営にITを活用するための施策
** データ分析・活用
*** ビッグデータ解析
*** KPIの設定・管理
*** 顧客分析
** オンラインプレゼンス向上
*** ウェブサイトの最適化
*** ソーシャルメディア活用
*** オンラインマーケティング
** クラウドサービスの活用
*** データ保存・共有
*** ソフトウェアアプリケーション
*** クラウドベースのコラボレーション
** ITインフラの最適化
*** セキュリティ対策
*** ハードウェア・ソフトウェアのアップデート
*** ネットワーク環境の整備
** オートメーション・効率化
*** RPA(Robotic Process Automation)
*** CRM(Customer Relationship Management)システム
*** AI・機械学習を活用した業務改善
** IT人材の育成・確保
*** 社員教育・研修
*** ITスキルの習得・向上
*** IT人材の採用・外部委託
@endmindmap

予想以上に幅広い視点でまとめてくれました。もちろん、1回で完璧なものは出力されないですし、内容が100%あっているわけではないので、内容の精査は必要です。

③PlantUMLで描いたマインドマップ

ChatGPTが書いたコードを、PlantUMLに貼りつけると、以下のようなマインドマップ風が完成します。(修正・手直し含めて5分程度)

ChatGPTなど、人工知能の活用で生産性が向上する

ChatGPTは大量の情報を短時間で要約する能力や与えられたテーマに関連するキーワードを抽出する能力が高いですし、抽出されたキーワードを自動的に関連するカテゴリに分類し、整理する能力も高い。

ChatGPTの情報が100%正しい保証はないため確認・手直しする必要がありますし、ChatGPTだけで業務が簡潔するわけではありませんが…業務の一部でChatGPT、あるいは他の人工知能(AI)を活用するシーンはどんどん増えていきそうですね。