日本国内でのGoogle Maps月間利用者数は約5,000万人と言われており、そのGoogleマップの中で、お店や会社の正しい情報を掲載することで、大きな集客効果が見込めます。
この記事では、 Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)の検索結果ランキングが決定される仕組み、評価される3つの視点について解説します。
①関連性、②距離、③視認性、それぞれ解説します。
ローカル検索結果のランキングが決定される仕組み
① 関連性
ユーザーが検索したキーワードと、自社(店)の関連性が高いかどうかが重要になります。
ユーザーが検索したキーワードと、自社(店)の関連性が高いかどうかが重要になります。
簡単に例えると、「名古屋 らーめん」というキーワードで検索された時にはラーメン屋が優先的に表示される、ということです。ラーメンを調べているユーザーだから、ラーメンを表示するわけです。その他、関連性の高いものとして、麺つながりで…うどん屋や蕎麦屋も表示対象になりうるということです。
関連性とは、検索語句とローカル ビジネス プロフィールが合致する度合いを指します。充実したビジネス情報を掲載すると、ビジネスについてのより的確な情報が提供されるため、プロフィールと検索語句との関連性を高めることができます。
出典:ローカル検索結果のランキングが決定される仕組み
MEO対策においては、こうした関連性のアルゴリズムを把握した上で、ちょっと対策を考えるわけですが、アルゴリズムを悪用して無理やり関連性が高いようにこじつけるとペナルティを受けるので、注意は必要です。
ユーザーがどのような意図をもって検索してくるのか、あるいは、どのような検索キーワードで調べる人が見込客の確率が高いのか、このあたりをじっくりと考えて、MEO対策するキーワードを選定することが重要になります。
② 距離
ユーザーが検索した場所と、自社(店)の距離も重要になります。
近ければ近いほど、検索結果の上位に表示され、有利に働くということです。
距離とは、検索語句で指定された場所から検索結果のビジネス所在地までの距離を指します。検索語句で場所が指定されていない場合は、検索しているユーザーの現在地情報に基づいて距離が計算されます。
出典:ローカル検索結果のランキングが決定される仕組み
MEO対策がローカルSEO対策といわれる要因がこれです。SEO対策では全国が競合になりますが、MEO対策では近隣店舗(近隣会社)が競合となります。SEO対策に比べ競合が少ないため、お金をかけてでもMEO対策をしっかり行う価値は十分にあるのです。
③ 視認性の高さ(知名度)
現実世界での知名度、ネット上での知名度などが影響してきます。
視認性の高さとは、ビジネスがどれだけ広く知られているかを指します。ビジネスによっては、オフラインでの知名度の方が高いことがありますが、ローカル検索結果のランキングにはこうした情報が加味されます。たとえば、有名な博物館、ランドマークとなるホテル、有名なブランド名を持つお店などは、ローカル検索結果で上位に表示されやすくなります。
出典:ローカル検索結果のランキングが決定される仕組み
ビジネスについてのウェブ上の情報(リンク、記事、店舗一覧など)も視認性の高さに影響します。Google でのクチコミ数とスコアも、ローカル検索結果のランキングに影響します。クチコミ数が多く評価の高いビジネスは、ランキングが高くなります。ウェブ検索結果での掲載順位も考慮に入れられるため、検索エンジン最適化(SEO)の手法も適用できます。
コンビニや病院と個人商店を比べると、コンビニや病院等が有利になってしまいます。つまり、建物自体がランドマークになるか、ならないか…これはMEO対策でどうにかできるものではありません。
しかし、ネット上での知名度はSEO対策やWebマーケティング施策で伸ばすことができます。MEO対策(ローカルSEO対策)というのは、単純に何かを設定したらよい、こう書いたらよいという短絡的な施策ではないということです。
まとめ
MEO対策の費用対効果は抜群です!実店舗をもってビジネスしている事業者は、必ずGoogleビジネスプロフィールを活用しましょう!
Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)を適切に設定・運用し、しっかりとMEO対策を行うことで、ローカル検索での表示回数が増加し、結果的に店舗に来店する人が増加します。
業種やエリアによって異なりますが、一般的にMEO対策は他ネット施策に比べ、費用対効果は高い傾向にあります。実店舗をもってビジネスされている事業者は、SEO対策、リスティング広告などを検討する前に、MEO対策をすることをおすすめしています。
サービス:MEO対策コンサルティング