日本国内でのGoogle Maps月間利用者数は約5,000万人と言われており、そのGoogleマップの中で、お店や会社の正しい情報を掲載することで、大きな集客効果が見込めます。
MEO対策の費用対効果は抜群なので、必ず取り組みましょう!
この記事では、 Googleマップ上に会社(お店)の情報を多く表示させ、売上拡大を図るために必ずやるべきMEO対策の基本を紹介します。
MEO対策で必ずやるべき7つの基本
①ビジネスに適したカテゴリ設定
Googleビジネスプロフィールでは、「メインカテゴリ」と「サブカテゴリ」を登録できます。実は、このカテゴリの情報はMEOに大きく影響するため、その店に適したカテゴリを漏れやミスなく登録しましょう。
特に、サブカテゴリは複数登録することができますので、該当するカテゴリを漏れなく設定しましょう。ただし、検索を無理に集めようとして、関係のないカテゴリや必要以上にカテゴリを選択することは逆効果になるため、避けてください。
②NAP情報の統一
お店のName(店名)とAddress(住所)、Phone(電話番号)を正確に登録しましょう。Googleビジネスプロフィール上の情報だけでなく、ほかのサイトへ掲載している情報と統一させることが大切です。Name(店名)、Address(住所)、Phone(電話番号)の頭文字を取って、NAP情報の統一と呼ばれています。
もし仮にGoogleビジネスプロフィールの店舗名と、ホームページの店舗名が異なる表記になっていると、別々の店舗として扱われてしまうことがあります。掲載されているポータルサイトや口コミサイトなどの情報と違いがないか、チェックしてください。
③魅力が伝わる写真を掲載する
インターネット上では、運営している店舗や、そのサービス内容がわかる写真を掲載することは非常に重要です。Googleビジネスプロフィールも例外ではなく、カテゴリに合わせた写真を追加してビジネスをアピールすることが推奨されています。
種類 | 写真の目的 |
---|---|
外観の写真 | 来店するお客様がお店を見つけやすくするように |
店内の写真 | 検討しているお客様に内装や雰囲気を伝える |
商品の写真 | 取り扱っている商品をお客様に理解してもらいやすく |
サービスの写真 | ビジネスの形態が伝わるように |
チームの写真 | 働いている人の雰囲気や様子が伝わるように |
掲載する場合は、それぞれ3枚追加しましょう。また掲載する写真の品質は、ピントが合っていて十分な明るさのある写真を使用しましょう。大幅な加工や過度のフィルタ使用は避け、雰囲気をありのままに伝える画像を掲載するのがポイントです。
④情報量の多いクチコミを増やす
Googleではクチコミ数、レビュー件数も評価の対象になります。そのため、たくさんの口コミを集めることは重要ですが、ただ単純に口コミが多ければ良いというわけではありません。
MEO対策の上位表示のために欲しい口コミは、☆5つつけて無言(ノーコメント)の評価ではなく、サービスや商品の感想、店の雰囲気など、他のユーザーが知りたい情報が盛り込まれた評価情報です。これらを意識して、クチコミを増やす努力をしましょう。
ただし、レビューの絶対件数、良いクチコミを増やしたいと考えて、身内による自作自演の口コミを書いてはいけません。投稿の際にはGoogleアカウントが必要となるため、自作自演はすぐにバレます。自作自演がバレた場合には店の評価は下がり、最悪の場合、検索結果から完全排除されるため注意しましょう。
⑤口コミの管理、返信をする
クチコミを投稿してもらえたら、どのような内容・評価であっても放置せず、丁寧に返信することが大切です。返信は早ければ早いほどよく、できれば24時間以内を心掛けましょう。返信する際は来店や利用のお礼を述べ、新たな提案やおすすめでリピートを促します。
また、MEO対策を継続していくうちに、好意的な内容のクチコミだけでなく、期待しなかった内容の口コミも投稿されることになります。ネガティブな評価やクレーム、いつの間にか発生していたトラブルなどについてのクチコミが投稿されるのです。この場合にも放置や言い訳などをせず、誠実な対応をしてください。謝罪や改善策などを示し、同様の問題が起こらないよう努力する姿勢を見せましょう。
クチコミはすべてのユーザーが見られるものです。ネガティブなクチコミも見られますが、それに対する店舗の対応も同時に見てもらうことができます。その態度を見た新規ユーザーに好感を持ってもらえるよう、お客様とのコミュニケーションの場にするのが理想です。
⑥掲載する情報を最新状態に保つ
Googleビジネスプロフィールに掲載する情報は、常に最新の内容を保ちましょう。登録した当初の情報になっている、あるいは、MEO対策したときのままにしていると、情報が古くなりGoogleの評価が下がり、検索結果の表示順位も落ちてしまいます。
よく忘れがちなのは、営業時間の変更、メニューやサービスの変更です。少なくとも数か月に1回は最新の状態になっているか確認するようにしましょう。
⑦定期的に情報を発信する
Googleビジネスプロフィールには、TwitterやInstagramなどのSNSと同様に、店舗からの投稿をユーザーへ配信する機能もあります。この投稿機能を使って、定期的にお店の情報を発信しましょう。
小売店であれば新入荷した商品、飲食店であれば新しいメニューなどの情報、あるいは店舗のキャンペーンやイベントの情報を投稿しましょう。定期的に情報を発信することで、Googleに最新情報を更新する店舗と認識されますし、お客様からも、活発な店舗だと感じてもらうことができます。
まとめ
MEO対策は、基本的にGoogleが定め、公開しているルールに沿って行います。もちろん、それなりのノウハウやテクニックはありますが、楽して上位表示させる裏技や極秘ノウハウがあるわけではありません。まずは基本をしっかりと押えましょう。
サービス:MEO対策コンサルティング
実際のところ、大半のお店がGoogleビジネスプロフィールを適当に運用しています。この記事で紹介したような基本的なことをコツコツ進めていくだけでも、MEO対策として十分な効果が得られる可能性がありますので、ぜひ頑張りましょう。